What we do

取り組み

同業種でありながら、異分野の製品を扱う3社。それぞれの経験とノウハウを持ち寄ることで、ワンストップの洗練されたものづくりを可能にします。
「東京町工場 ものづくりのワ」プロジェクトでは、業界を超えた新しいアイデアに積極的に触れながら、現場の職人たちが互いの工場を行き来して、技術交流を活発化させています。自由な発想を大切にしながらクリエイティビティを鍛え、試作から製作まで、幅広いニーズに応えます。

3社共通の技術、それぞれが独自に持つ技術。わたしたちは、板金、溶接、金属加工の知識と技能の蓄積を行い、深化させています。
熟練した職人は、長い経験に裏打ちされた“技”と“コツ”を持っています。それぞれの「匠」がそれを共有してさらに高め、また、「匠」だけの世界にとどめることなく若手に伝えてゆくことで、個々の技術をチームの力に変えてゆきます。

わたしたちは、強い人材が強い組織を、魅力ある人材が魅力ある組織をつくると考えています。
現場の作業に追われ、後回しになりがちな町工場の人材育成。それを見直し、3社恊働の相乗効果を発揮しながら、PDCAサイクルを回してゆきます。職人としての技術向上にとどまらず、自立しバランスのとれた人材として、キャリア形成をはかるのが目標。社員自らが活動を押し進められる仕組みの構築にチャレンジします。

法政大学デザイン工学部・西岡靖之教授の参画を得て、新たな枠組みによる「中小企業版インダストリー4.0」の実現を目指しています。これは、効果的なITの活用によって実務上のあらゆる情報をタイムリーに共有し、3社をひとつの事業体のように機能させる、「つながる町工場」の試みです。
業務の「見える化」を実現し、全体を俯瞰できるようにすることで、プロセスを最適化させ、攻めの戦略を立てやすく体質改善します。